脊索動物(せきさくどうぶつ)とは
脊索動物(せきさくどうぶつ)は動物の分類群のひとつで、トカゲ、ヒトなど脊椎(背骨)をもつ動物である脊椎動物と、それと近縁な動物群である原索動物を合わせたものである(原索動物とは、ナメクジウオなどの頭索動物と、ホヤ類などの尾索動物(被嚢動物)を合わせたものを言う)。分類上は脊索動物門Chordataとして取り扱われる。また、絶滅した動物グループで、初期の脊椎動物に近い位置づけのコノドントもこのグループに含まれる。特徴単一の「背側神経索」を有する。背側神経索とは、体の背側にある中空の神経索のことで、管状神経系である。脊椎動物ではこれは中枢神経系(脳と脊髄)にあたる。軟骨でできた棒状組織である「脊索」をもつ。ただし、脊椎動物では、発生過程で脊索より後に脊椎が形成されると、通常は消失する。ヤツメウナギなどでは脊椎が形成された後、成体でも残る。咽頭部に「鰓裂」を有する。ただし、陸棲の脊椎動物では鰓裂は発生初期に見られるのみで、その後は頭頚部の諸器官(咽頭弓など)に形を変えるため、成体では見られない。咽頭部の腹側に立柱と呼ばれる器官をもつ。
update:2009年09月08日
